飾る意義 雛人形
おひなさまを飾るひな祭りは、家庭で行う小さなお祭りです。赤色の毛氈などで神聖な場所をつくって、赤ちゃんを守ってくれるおひなさまを飾り、お供え物をして願い事をします。
「健やかに育ち、将来、幸せな結婚ができますように」と。
江戸時代になって、人形がだんだんと発達して工芸的に立派なものが作られるようになると、男女一対の人形を特に「おひなさま」と尊んで、三月三日にこれを飾り、季節の食べ物などをお供えして女性たちが無事健康に過ごせることを願うようになりました。
また、おひなさまのお祭りという意味から、その日を「ひなまつり」とも呼び、さらに江戸時代中期以降は、女の子の誕生を祝い、その健やかな成長と将来の幸せを祈る風習もうまれました。これは男女一対のおひなさまの美しく仲睦まじい姿に女の子の幸せな結婚を重ね合わせたものでしょう。その高貴な姿やきらびやかなお道具の数々にも、女の子の幸せな人生を願う気持ちと豊かな生活へのあこがれが込められているのです。
こうして、厄を祓うひとがたに始まりながらも、美しく完成されていったおひなさまは時代とともに一人一人の女の子の幸せを叶えてくれる、その子の守り神のような存在となりました。お子様が毎年、おひなさまに親しく触れれば、おのずとその恩恵をいただけることでしょう。
おひなさまは、生まれたばかりの女の子に対する、周りの人たちのあたたかな思いをかたちにしたもの。誕生をこころから喜び、健やかな成長と将来の幸せを願う「予祝」すなわち「未来予想図」そのものなのです。
雛人形 初節句 親王飾り「立涌に桜 水色 芥子親王飾り」女の子 お祝い
完売致しました
裳にはレースを使用し、水色を基調とした現代的感覚のお雛様。お屏風、前飾り、お花とそれぞれインテリアのようなアレンジメントフラワーが多用され、洋室にお飾りいただくのにぴったりのお雛様です。
間口50×奥行31×高さ30cm
雛人形 初節句 親王飾り「かすみに花丸 小三五親王飾り」女の子 お祝い
完売致しました。
霞桜が刺繍されたベージュ色の御衣裳のお雛様をモカ色の屏風台に合わせた統一感ある色調が美しいお雛様です。お人形の背景には縁起の良い鶴・松・梅が華やかに描かれお雛様を彩ります。
間口60×奥行30×高さ37cm
雛人形 初節句 木目込「rico 流々」女の子 お祝い
完売致しました。
ぱっちりお目目にころころとしたまるく可愛らしいお顔が特徴的な木目込み人形のお雛様です。特徴的でスタイリッシュなフレーム型のオブジェと飾り台が可愛らしいお雛様を引き締め際立たせるデザイン性の高いお雛様です。
間口35×奥行22×高さ22cm
雛人形 初節句 おぼこ雛 「桜 小芥子親王飾り」
完売致しました
ふっくらとした顔立ちの、可愛い子供の姿を模したお雛様です。木の温もりを感じられる木目の丸型の飾り台に合わせ、和洋お部屋を問わずお飾り頂けます。
間口45×奥行30×高さ32cm
雛人形 初節句 収納飾り「花尽くし 小三五親王収納飾り」女の子 お祝い
完売致しました
格調高く縁起の良い吉祥の有職文様の御衣裳のお雛様でお子様の初節句にぴったりです。明るく優しい風合いの飾り台はお雛様を収納でき、コンパクトにしまえ、和洋お部屋を問わずお飾りいただけます。
間口60×奥行40×高さ57cm
雛人形 初節句 親王飾り「かすみ桜 芥子親王飾り」女の子 お祝い
完売致しました。
パステル調の可愛らしいお雛様に中央のキューブ型のオブジェがモダンな白塗りの飾り台を合わせました。サイズもコンパクトで是非リビングにお飾りいただきたいお雛様です。
間口50×奥行30×高さ25cm
雛人形 初節句 親王飾り「菊花 芥子親王飾り」女の子 お祝い
完売致しました
優しいパステル調の色合いと菊のお花の柄が可愛らしいお雛様です。菊は一般的に長寿の縁起物ですが、邪気を祓い、「菊を活けると良い子に育つ」や「菊を飾れば 福が到来」ともいわれることから七五三の時にも飾られます。
間口50×奥行28×高さ24cm
雛人形 初節句 親王飾り「立涌に桜 芥子親王飾り」女の子 お祝い
完売致しました。
立涌は下から上へ蒸気が揺らめきながら立ち昇る様を表した絵柄でその様子から運気を上げる吉祥の文様とされています。御衣裳の地紋に立涌紋が描かれ、その上に桜の花が刺繍された可愛らしい雛人形です。
間口45×奥行28×高さ29cm
No.323715 雲立涌に向い鶴 親王飾り
完売致しました。
春を感じさせる淡く可愛らしい色合いが特徴のお雛様です。衣装には縁起の良い鶴紋が描かれ、ナチュラルな白木調の飾り台には特徴的な千筋細工が施されています。部屋のインテリアと調和し、おしゃれで上品な雰囲気を演出します。
間口45×奥行28×高さ29cm
No.323411 やよい桜 親王収納飾り
完売致しました。
美しい赤紫のグラデーションが特徴のお雛様です。豪華な衣装には色とりどりの桜の刺繍が施され、繊細なデザインが美しさを引き立てます。洋間にも調和するナチュラルな白木調の収納台は、インテリアとも調和し、一層の華やかさを演出します。
間口60×奥行41×高さ54cm
No.323618 流水桜 親王収納飾り
完売致しました。
青とピンクの衣装が爽やかな印象を与えるこの飾りは、洋間をはじめどんなお部屋にも調和します。白と白木調の収納台はシンプルでありながら高級感があり、一層の華やかさを演出してくれます。さらに、収納台の蓋のみで飾ることで高さを押さえた平飾りとして飾ることも可能。空間に合わせてお飾りいただけます。
間口50×奥行30×高さ42cm
No.323704 立涌に桜 親王収納飾り
完売致しました。
繊細な桜の刺繍が施された可愛らしいお人形と、上品な白木調の収納台が特徴です。お人形の柔らかな表情と風情溢れる桜のデザインは、和の美しさを感じさせます。収納台はナチュラルな色合いで、どんなインテリアにも調和し、一体感のある空間を演出します。
No.323406 雪輪桜 親王収納飾り
完売致しました。
豪華な金色の雪輪桜が美しく刺繍されたお人形は、洋間にもぴったり。ナチュラルな白木調の収納台との組み合わせが、上品な雰囲気を醸し出します。収納台の蓋だけを使い、平飾りとしても楽しめるのもポイントです。
間口55×奥行33×高さ47cm
No.323416 華紋 親王収納飾り
完売致しました。
白の衣装に金色の華やかな華紋と唐草が描かれたお雛様です。色鮮やかでまるで漆器のような高級感溢れる塗りの収納台が特徴的で、華やかなお雛様を一層引き立てます。
間口65×奥行45×高さ63cm
No.323420 金桜 親王飾り
完売致しました。
刺繍と金彩で描かれた美しい桜の衣装が特徴のお雛様です。洋間にも合う木目調の飾り台が上品さを引き立てます。飾り台中央には、繊細な千筋細工が施され、繊細なディテールが魅力的です。
間口60×奥行30×高さ37cm
Q 初節句・桃の節句とは？
A
女の赤ちゃんが生まれて、初めて迎えるお節句（三月三日のひな祭り）を、初節句といってお祝いします。生まれたばかりの赤ちゃんが、健やかに育つように願いをこめてお祝いする行事で、江戸時代から続いているならわしです。
三月三日のひな祭りは、ちょうど桃の季節なので、桃の節句という美しい名でも親しまれています。
Q なぜひな祭にはひな人形を飾るの？
A ひな祭りの原形は、平安時代のお人形（ひいな）遊びと、簡素な人形（ひとがた）に自分の厄（やく）や災いを移して川や海に流した流しびなの行事が結びついたものです。ですから、ひな人形を飾ることには、ひな人形が身代わりとなってくれて、その子に災いがふりかからないようにとの願いを込めて飾るものです。
Q ひな人形は誰が買うもの？
A
古くは嫁入り道具のヒナ型として婚家へ贈ったという歴史もありますから、お嫁さんの実家から贈るのが普通です。また、ひな人形には前述のような意味がありますから、おじいさんやおばあさんが心を込めて選んで贈るのがふさわしいものです。
お仲人さんや親戚、友人は、ケースに入ったわらべ人形、御所人形、市松人形を贈ることが一般的です。
Q ひな人形はいつ頃購入するの？
A 一月初旬から二月中旬（遅くともお節句の一週間前）です。
Q お母さんのひな人形を子供に譲ってもいいの？
A ひな人形はその子どもの成長と幸福を祈るものですから、基本的には一人一人の人形と考えられます。
Q 次女、三女が生まれた場合は？
A 出来れば次女、三女にも、それぞれのひなを用意したいものです。しかし、それが無理な場合は、それぞれ何かその子の記念になるような人形を買い求めてあげて、ひな壇にいっしょに飾ってあげるのがよい方法でしょう。
Q ひな人形を飾る時期はいつからいつまで？
A 立春（二月四日）頃から二月中旬にかけて、遅くともひな祭りの一週間前までには飾りたいものです。
Q ひな祭りはどのようにお祝いするの？
A
本来はひな祭りの当日ですが、前の晩（宵節句（よいぜっく）といいます）にお招きしてお祝いするのもよいでしょう。両家の両親やお祝いをいただいた方、普段親しくしている方たちを招きます。
ひな祭りのお祝いは、お母さんの心づくしのごちそうでお祝いしてください。ひな祭りのごちそうは、お寿司とはまぐりのお吸い物がつきものです。はまぐりは、他のはまぐりのフタとは絶対に合わないところから、女性の貞節を教える意味で使われます。
また、お寿司が好まれるのは、ちょうど新鮮な春の魚介類が出回るため、季節感を味わうのによいからです。
Q 初節句のお祝いのお返しはどうしたらいいの？
A
初節句のお祝いをいただいたら、内祝いとしてお子さんの名前で一週間以内にお返しをしましょう。お祝の手紙に、お赤飯や紅白の角砂糖を添えて贈るのが本来の形です。昔は“雛の使い”といって紙雛をつけてお返しの使者にしたものです。そのかわり、赤ちゃんのスナップ写真をつけて贈るのも成長ぶりがわかって喜ばれるでしょう。
ただし、お祝いをいただいた方たちをお祝いの席に招待できれば、お返しの必要はありません。
