- 羽子板・破魔弓
- 雛人形
- 五月人形
五代にわたって羽子板を制作する江戸押絵羽子板の老舗。歌舞伎や美人画を題材とした伝統的な羽子板を中心に制作しており、衣装は本絹の着尺、手描きの柄にこだわり、描かれた面相は女性は美人画のような清楚な美しさ、男性は粋でりりしい雰囲気が見事に表現された逸品。
略歴
- 東京都生まれ
- 東京都知事指定伝統工芸士認定
- 中小企業長官賞受賞
- 東京マイスター認定
昭和49年に創業して以降、工房 匠一好を立ち上げ羽子板を制作。
その羽子板は他の工房に比べてパーツがはるかに多く、より立体的で表現力豊かな造形美を形成。時代を先取りした新しい切り口のデザイン、そして他には無い表情の面相など、歴史を継承しながらも他には存在しない独自性の高い羽子板を制作し続けています。
略歴
- 昭和49年に埼玉県春日部市にて創業
- 埼玉県指定伝統的手工芸品認定
大正三年より羽子板を制作する羽子板工房「江戸勝」の三代目。代々受け継がれた伝統の技術で仕上げられた羽子板は、幼子の様な愛らしい表情で描かれたお顔が特徴です。
略歴
- 埼玉県生まれ
- 埼玉県指定伝統的手工芸品認定
- 社会法人節句人形工芸士認定
埼玉県熊谷市にて羽子板制作を手掛ける人形工房。
全て手描きで描かれた面相はあでやかで、気品のある表情と伝統的な手法で、何度も下塗りを繰り返し、透明感のある肌色になっているのが特徴。
また、総シルクのつまみ細工とそれをつかったかんざしも定評がある。
略歴
- 緋扇流古令押絵を創設
- 全国新作節句人形コンクール 文部大臣特別賞受賞
- 同コンクールにて関東通商産業局長賞受賞
女性ならではの繊細な色彩感覚と斬新なアイディアでひな人形業界の注目を集める。 着物の着付けと衣装の重ねの美しさは業界随一。こうぞ和紙で裏打ちされた人形は100年たっても形崩れしません。
略歴
- 愛知県生まれ
- 社会法人節句人形工芸士認定
- JAPAN EXPO日本文化
- フェスティバルinパリに出店
- TBS Doll Show2ndに出品
- 1993年より東京高島屋において
雛人形の制作実演を行なう
伝統的な手法の中に新しい感覚を取り入れ業界をリードする名匠。生地の柄を合わせて裁断し仕立てる「絵羽合わせ」を用いた装束と繊細かつ華やかな刺繍が特徴。また、防虫効果のある樟を挟んだ桐木胴を使用した雛人形は小出松寿だけです。
略歴
- 大阪府生まれ
- 社会法人節句人形工芸士認定
- 埼玉人形コンクール 文部大臣受賞
- 大阪工芸展 近畿通産局局長賞
- 節句人形協会作品展 優秀賞
有職故実に基づいた巧みな技を人形づくりに生かす京人形の代表的職人。「蛤袖」と呼ばれる蛤のように豊かにふくらむお袖が特徴で非常に美しい仕上がりとなります。
略歴
- 京都府生まれ
- 瑞宝単光章 受賞
- 通商産業大臣伝統工芸士認定
- 社会法人節句人形工芸士認定
- 京都市伝統産業優秀技術者指定
京人形の伝統を守り続ける現代の名工。
袖丈が長く、ボリュームある豪華な仕立てが魅力です。
略歴
- 京都府生まれ
- 黄綬褒章 受賞
- 紺綬褒章 受賞
- 「現代の名工」厚生労働大臣表彰・卓越技能者
- 通商産業大臣伝統工芸士認定
- 池ノ坊学園教授
当初は官女・五人囃子・左大臣・右大臣・仕丁の13種の人形士であった先代の技を磨き独学で姫・殿の制作を開始。
造形の美しさと時代にとらわれないデザインの美しさを一から追求し、歴史に則った意味合いの深い柄合わせを得意とする。
略歴
- 静岡県生まれ
- 通商産業大臣賞受賞
- 文部大臣賞受賞
一子相伝に受け継がれた技と細部にまで心を行き届かせた京甲冑師の雄。
その甲冑は京物ならではの重厚さを漂わせ、本来の京甲冑の贅をつくした煌びやかな甲冑です。
略歴
- 京都生まれ
- 瑞宝単光章受章
- 経済産業大臣認定伝統工芸士
- 京都市伝統産業技術功労者表彰
- 元京人形商工業協同組合理事長
日本全国に所蔵される甲冑を、実地に調べ研究精進を重ねた江戸甲冑の名匠。
徹底して素材を吟味し、独自の作風を確立した。
その甲冑は精密かつ華やかな金物や、純金箔を施した煌びやかな名品です。
略歴
- 東京都生まれ
- 全国新作節句人形コンクール
- 通商産業大臣賞受賞
- 東京都より最優秀技能賞を受賞
- 東京都伝統工芸士
四代まで続く名門甲冑工房。
機会ある度に日本全国に所蔵されている甲冑を実地に調べ研究精進を重ね現在に至る。
各地の国宝や重要文化財を再現した「国宝模写シリーズ」は実物と見紛う出来栄えです。
また、四代目雄山は、「わんぱく大将シリーズ」を制作する人気人形師としても知られています。
略歴
- 東京都生まれ
- 全国新作節句人形コンクール 内閣総理大臣賞受賞
- 東京都青年優秀技能賞受賞
- 東京都伝統工芸士
忠実な時代考証を元に実物と同じ甲冑を再現できる日本唯一の名工。
実物甲冑の修理や神社、美術館などの仕事も行っている。
和紙を漆で塗り固めた和紙小札を用いた甲冑は節句人形の枠を超えた伝統工芸品になっています。
略歴
- 東京生まれ
- 東京都名誉都民を受章
- 東京都伝統工芸士
- 東京都雛人形工業協同組合
- 江戸甲冑伝産協力会役員
- 社団法人日本甲冑武具研究保存会
- 指定甲冑師