8号 鹿の子桜
正絹の鹿の子絞りを用いた総絞り染めのお衣裳に桜が刺繍と筒描き金彩にて描かれた豪華な羽子板です。鹿の子絞りとは絞り染めの技法のひとつで絞りの模様が小鹿の背の斑点に似ていることからつけられたとされています。布地を指先でつまみ、折り、ひっぱって糸で一つ一つ括っていくのを繰り返す職人の技術と手間が込められた生地になります。金彩とは金銀を膠に溶かした金泥で絵柄を描く技法で、筒描き金彩は金泥を円錐の筒に入れ手描きにて描く金彩技法の一つです。髪飾りの簪には本つげを使用しています。ケースはアクリルケースになっており、ガラスに比べて軽く、割れた時の危険性も少なく安心してお飾りいただけます。
間口23×奥行17×高さ39cm
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